ROCKSTEADYな日々を求める

日々の音楽、本、漫画、アニメ、阪神、食べ物などつらつらと。

【本】中山七里-ハーメルンの誘拐魔(ネタバレ)

中山七里の刑事犬養隼人シリーズ3冊目ですね。短編ではなく長編。

 

こういう話はさぁ、大体最初の方に出て来た人が犯人なんだよなぁと思いながら読んではいたんですが、最初の香苗ちゃんが拐われたときの描写はちょーっと書き方がずるいかなぁ。

あとシリーズ通してなんですけど、イマイチ犬養が優秀な刑事に見えんのだなぁ。男の嘘は見抜ける(キリッ らしいが、なんかそれが役に立ってるような立ってないような…。高千穂明日香(すごい名前だ…宮崎なのか奈良なのか…)が犬養を嫌ってる理由も説明なかったしなぁ。今後掘り下げられるのかな。

 

まぁ個人的に製薬企業については知識があるのと突然舞台が大阪に移ったのでピンとくる部分が多かったです。しっかし、浪速区って言われてもなんだか…。なんばとかミナミって言ってくれれば…。

【本】石持浅海-わたしたちが少女と呼ばれていた頃(ネタバレ)

石持浅海の碓氷優佳ちゃんシリーズですね〜。優佳ちゃんね〜怖いよね〜。石持浅海はズバ抜けて優佳ちゃんシリーズが好き。まぁこの人あんまりシリーズものないんだけど。

 

そんな優佳ちゃんの高校時代のお話が短編でいくつか入っています。優佳ちゃんの友人視点でいくつか謎を解いていくのですが、読んでみると「あらら、流石の優佳ちゃんも高校時代はそんな…アレちゃうな…?」と思いながら読んでいると最後の最後で冷や水ぶっかけられる感じになります。そらそうだ!優佳ちゃんやでー!

 

まぁ内容自体はいつもの石持浅海節で、なんだが強引でこじつけな感じもするけど筋が通ってないこともないからあんまり言うのは野暮ってもんか…という感じ。(お察しくだしあ!)

 

最後の話で、優佳ちゃんシリーズ一作目の扉は閉ざされたままへのつながりが仄めかされます。それ読んだ人なら、優佳ちゃんの好きな人が"切れ者"だってすぐわかります。そうだね…この人可哀想だよね…冷静だけど心は熱い人だからね…優佳ちゃんにロックオンされたら最後。優佳にゃんほんとめちゃ怖いので是非読んだことない人は扉は閉ざされたまま読んでみてほしい。斬新ですよ。

【本】円居挽-京都なぞとき四季報(ネタバレ)

最近多いですよね、京都なんとかのなんとか屋さん…とか、京都舞台にした小説とラノベの合いの子みたいな小説。そういうのあんま読まないんですけどね、ここは円居挽先生ですから。読むしかねーわ!ルヴォワールシリーズ大好きですからの!

 

さて京大のとあるサークルが舞台ですが、まずこのサークルですよ。これがね〜私が大学生のときに入っとったサークルと激似なんですわ〜。京都の大学には大体こういう京都の名所(大体神社仏閣)回るサークルがあるのです。なので懐かしく読んでました。他の都道府県の人にはまずピンとこない設定かもしれぬ。

 

連続短編のかたちで話が進みます。ひとつひとつとても面白い。一見不思議な力が働いて…?と思わせつつ、ファンタジーはなく堅実な結論です。出てくるカクテルもすごく美味しそう。お酒はあんま飲めんが飲んでみたくなる。 

なんですが…ちょっと広げた風呂敷畳みきれんかった感がすごくて残念。トーチカと青河さんとの関係もそのままだし、ゆくゆく三角関係になりそうだった灰原さんまそのままだし…結末は不思議なバーのマスターをつきとめたとこで終わりますが、別にそこはわからんままでもよかったよ…と思いつつ…。続編があればいいのですが、今のところその気配もなく…この一冊だけだと完全に不完全燃焼です。

 

とはいえ、面白く読ませて頂いたのは事実です。不意打ちでみっちゃんが出てきたときは嬉しすぎてテンション上がりましたよ。みっちゃん可愛いなぁ。

読んだ感じとしては"森見登美彦−ファンタジー+西尾維新の薄い香り"かな。森見登美彦は好きじゃないんですけどね。

【本】秋吉理香子-放課後に死者は戻る(ネタバレ)

暗黒女子の男子版のような表紙。サイン本です。

 

内容は暗黒女子より全然こっちの方が良い話!暗黒女子は個人的にちょっと狙いすぎてイマイチだったんですな。話の展開的には崖から落ちた人間の中身が入れ替わるこちらの方がトンデモなのですが、全然こっちの方が良い話です。(2回目)

しかし最大のツッコミどころは自分は死んだと思ってたら死んだのはクラスメイトの女子で、自分は実は生きてましたってところかな…出席簿とかさ…見る機会あるでしょうに…。

 

あとこの表紙は小山のぶおくんなんだよね?言うほど不細工じゃないぞ〜〜〜。

【本】藤崎翔-お隣さんが殺し屋さん(ネタバレ)

いやぁ…これねぇ…帯があかん。帯にね、バッチリ書かれとるんですわ。302ページがうんたらかんたらってね。どんでん返しあるのにどんでん返しあるよ!って言われたらさぁ…どんでん返しじゃなくね…?

そのせいでさぁ、読み始めてすぐオチに気付いちゃったんだよねぇ…。そこまでしないと本って売れないのかね?作者も不本意だと思うんだよなぁ、こんな売り方。どんでん返しのハードルも高くなるしさぁ。程度の問題だけど、衝撃の結末!ぐらいならまぁ許せるんだが。

 

帯に余計なこと書いてなかったらもっと楽しめたと思います。藤崎翔さんの小説は面白いので残念。まぁ編集としては普段本読まない人狙いなのかな…、と。読みやすいからね。蒔いた伏線全部回収するし。

【本】日野草-TAKER(ネタバレ)

義波ちゃんシリーズの最新刊ですねー。一応これで区切りらしいです。

これね…日野草先生がTwitterで言ってたんですけど、元々単行本での発売だったんですって。けどこのシリーズは若い人や学生さんが多く読んでるからっていきなり文庫にしたらしい。若くもなくて学生でもないけどアザーッス!ほんまKADOKAWAナイス!と、いうわけで発売日に読むことができたのでした。

 

さて内容ですがGIVERの頃に比べると復讐の内容自体は大分マイルドです。容赦なくガンガン殺してたのにね。まぁ今回は復讐の内容というよりは、義波ちゃんの心の芽生えや、仲間の心情などがメインだからなんだと思います。

悪事銀行との決着も付きますが、もうちょい頑張れんかったかなぁ。なんだかんだで悪事銀行の裏かいててバチコーンやったるんかと思ってたんですが、結構後手後手。プランナーはGJでしたが、テイカーはもうちょっとなんか練れんかったんかなぁ。

あと義波ちゃんが悪事銀行側に行こうとしたのは本心なのか作戦なのか…そこがよくわからんかったな。結局テイカー助けてるから作戦なんだと思うけど。

 

まぁなんというかそれぞれの心情はわかるんだが、町田さんあんたはあかんよ…。和樹くんも朝美ちゃんも普通の人で、逃げ出したりしちゃうんだけど、町田さん…あんたはあかん。人間として残念だ。

和樹くんと朝美ちゃんは最後助けに来るのではと思ってたので本当に出てきたときは嬉しかった。プランナーも生きててよかった。

なんにでも興味と疑問を持つ義波ちゃんはまさしく赤ちゃんと一緒で、まさに生まれたところなんだなぁ。

【本】中山七里-どこかでベートーヴェン(ネタバレ)

この本について感想はひとつ。

 

中山七里…お前だったのか…!

 

以上。