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【本】松岡圭祐-探偵の鑑定I、II(ネタバレ)

松岡圭祐著、探偵の鑑定I、II読了。

 

読み終わって率直な感想としてはガッカリ感がハンパない。

ガッカリ感というか虚無感というか脱力感というか…。

恐らく万能鑑定士シリーズを読んできた人は同じ気持ちだと思う。

 

私は探偵の探偵シリーズは全部読んでいたが、万能鑑定士シリーズは読んでない状態で探偵の鑑定が発売されたので、まずは万能鑑定士シリーズを読破してから探偵の鑑定を読むことにした。

 

特等添乗員も入れると全25巻あるわけで、2ヶ月ぐらいかけて全部順番に読んだ。

ので、莉子と小笠原のくっつくかくっつかないかもどかしー!関係を2ヶ月追い続けてはほんわかしてたわけ。

 

それがこんな終わらし方あるかよ…!と。

今まで見てきた小笠原はなんだったのか!と。

それぐらいひどい内容だった。

今まで積み上げてきた莉子との関係はなんだったの???

一番意味わからんのは攫われた莉子にショートメールで愛してるとか送っときながら、ちゃっかり別の子に乗り換えようとしてるところ。

ちょっとキャラ変わりすぎ。

結局莉子とは別れてるし。

週刊角川も辞めちゃったし。(探偵の鑑定は講談社文庫だからだったりして。)

 

私はつい最近万能鑑定士シリーズ読み終わって、莉子と小笠原がめっちゃいい感じで終わってすぐ読んだこともあってショックが計り知れない。

…もう小笠原の話はいいや。

 

探偵の探偵としてはよかった。

 琴葉が逞しくなってたのは嬉しかったな。

あと桐嶋くんカッコよすぎ!!

探偵の探偵読んでるときはね〜、いいやつそうだけど怪しいぞ!って思いながら読んでたらそのまま終わったから、なんだただのイケメンだったのかってガッカリしたけど須磨と併せてまさかの過去が明らかになった。

でも!最後は裏切ると思ってたんだよぉ〜!

結論としては最後までイケメンだったぜ。

 

まとめると小笠原のせいで読後感は最悪。

万能鑑定士シリーズは次のムンクで終わるらしいが正直どうかな…と。

大円団に向けての1回落とす展開なのかもしらんが、こっからやっぱり莉子さんじゃないと!とかいう展開になってもハァ?て感じやし。

 

話としては面白かったけど、キャラに思い入れがある身としては読むの辛かった。