【本】道尾秀介-笑うハーレキン(ネタバレ)
森博嗣はシリーズ続き物なので出たらすぐ読むんだけど、伊坂、辻村、道尾はすぐ読まずに溜めといてじっくり読むんですが、いかんせん溜まりすぎてきたので笑うハーレキンを読みました。
ちょっと読むのがしんどくて…いちばんの理由は汚い表現が多いから。
シモの話と汚い話が特に苦手なんですよ…エロ系の下ネタは大丈夫なんですが、トイレ系の下ネタがほんっっっとNGなので読み始めが厳しかった…。
ごはん食べながら本読むんですけど、中盤でもちょくちょくそういうシーンがあってあんまりいい印象がないです。
肝心の話もとっちらかっててよくわかんないし…。いつもの道尾感がない気もしたし。カラスの親指のようなキレも龍神の雨みたいなゾクゾク感もなくてなんだかなぁと。
主人公もとんだクズ野郎だったし、俺たちの戦いはこれからだ!みたいな終わり方もひねりがないし、謎のお屋敷の組織も曖昧だし、これほんとに道尾秀介が書いたの…?と思わざるを得ない…と思うのは私だけなんだろうか。
結構好感触な感想が多くてあれれ?という感じ。期待はずれ。