【本】伊坂幸太郎-バイバイ、ブラックバード(ネタバレ)
伊坂幸太郎は好きすぎて読むのがもったいなくて、結局積ん読化しているという本末転倒な感じなので、読みました。
読み始めから、ああ〜やっぱり伊坂幸太郎だぁ。と嬉しくなりました。
主人公の星野ちゃんも変わってるけど、5股かけられてる女たちも変わってるし、繭美はものすごくアレ。
設定もふわふわしてて、<あのバス>ってなんだよ〜って感じなんだけど、星野ちゃんが淡々としてるのでそうさんなもんかな〜と流されてしまう不思議。これが伊坂パワーだ。もちろん<あのバス>で行ったら最後、どうなるのかなどの野暮な補足はありません。
サイコーの人たらしである星野ちゃんは繭美までもたらしてしまう。恐ろしい子…!
勝手に実写化したら〜とか考えてたんだけど、星野ちゃんは星野源だよなぁ。笑
完全に名前から入ってるんだけど、平凡でうだつが上がらない感じでまぁまぁ悪くないんじゃないかって個人的には思っている。笑