【本】浦賀和宏-ifの悲劇(ネタバレ)
裏のあらすじを読むとパラレルワールドが結びつくとあります。ヘァーおもしろそうと思い手に取ったのですが、思ってたパラレルワールドと違いました。まぁパラレルパラレルっちゃあパラレルなんだが、思ってたやつと違う。笑
冒頭のプロローグが効いていて、あたかも2パターンにパラレルしていく話のように見えますが、実は過去と今の話というオチ。パターンAとパターンBでかぶっている部分はパターンBでは割愛する、とあえてプロローグで名言しているのも効いている。
よくできた本だと思います。しかもかなり本が薄い。一般的な小説の半分ぐらい。
浦賀和宏ならではの叙述という感じですね。ちょっとご都合が強引なところもありますが、うまいこと持っていったと思います。
映像化は無理だろうなー。笑
そういえばパターンBでは浦賀和宏ではお馴染みの銀ちゃんが出て来ます。
この人何回刺されるんだよ!不死身かよ!