ROCKSTEADYな日々を求める

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【本】中山七里-月光のスティグマ(ネタバレ)

中山七里話だと結構読むので新刊ということで手にとってみました。あらすじもまぁまぁだったので購入。

 

ていうかあらすじと第1章までを読んだ限りだと、双子の美人姉妹の片割れが阪神大震災で死んで、そのまま主人公とは生き別れて、検察と政治家秘書という敵対する立場で再開して愛憎入り乱れてなんやかんやあって、やれ入れ替わってただの愛欲にまみれて欺くだのドロドロすると思ってたら微妙に違った。政治家の汚金の流れを探る主人公と、政治家をも裏で操る性悪腹黒女の話だと思ったんよ…。イメージとしては白夜行の雪穂。が、しかしそんなことはなく、ただの政治家を盲信する美人秘書なだけだったし、1周回って双子は入れ替わってなかった。ていうか双子の設定いったんか、これ?

挙げ句の果てに汚金の証拠を掴むためにアルジェリアまだ行ってテロに巻き込まれて女の方は死ぬとか話の展開が唐突すぎて…。なんか面白そうな材料はばらまかれてたんだけど、あまり活かされないまま終わってしまった…。

 

なんか思ってたのと違う感じでした。しりすぼみ感があるね…。

あとなんか読んでる途中に石持浅海感あるなぁと思いながら読んでいた。